21.3.2 入荷情報 「変わった名前のレアカラシンなど入荷」
皆さんこんにちは。
3月になりました。まだ肌寒い日もありますが、じき春らしい暖かさになってメダカなどのシーズンになりますね。
とてもレアなカラシン「カイアポーテトラ」やヨーロッパブリードのテトラ&シクリッドなど入荷しています。
カイアポーテトラ
不思議な響きの名前ですが、カイアポーというのはブラジル南部の地名だそうです。
河川名で言うとシングー川支流のイリリ川産で、入荷機会の少ないカラシンです。
黒に白いライン、オレンジの目といった特徴は一見ブラックネオンテトラ風ですが、
モンクホーシャの仲間(Moenkhausia heikoi)で頭部まで黒い色が及び、体色が透明感があってやや黄色みを帯びるところ、
目がぱちっとして大きいところ、胸びれや尻びれが黄色くなるところなど雰囲気はだいぶ違います。
成長すると体高が出て、ボリュームのある体型になるそうです。
モンクホーシャの仲間には気の強い種類もいますが、本種は他種のカラシンと変わらず温和で混泳しやすいとのことです。
3匹パッキングされてきましたが袋の中でもヒレ欠けなどはなく、現在も水槽内で特に争う様子は見られないです。
スーパーロングフィンダイヤモンドネオンテトラ(欧州ブリード)
こちらはカイアポーテトラとはまた違った意味でレアです。
元になった改良品種はポピュラー種のネオンテトラですが、
青いラインが目の上だけに入り、ボディ部分のラインは体全体に拡散して青白い光沢になった
ダイヤモンドネオンテトラとヒレが非常に長く伸びるスーパーロングフィンが複合した、
ヨーロッパブリードの改良品種です。
国産丹頂タキシードグッピー(ペア)
ヒレと東部に赤い発色があり、尾筒の黒いタキシードで引き締まって見えるお洒落な雰囲気のグッピーです。
右側に少し写っていますが、雌にも頭部の丹頂模様が薄く入ります。
国産フルブラックグッピー(ペア)
つや消しのブラックの体色が個性的なグッピーです。
写真の背景に写った個体のように、光の当たり方で青みのある光沢が出てきます。
ペルヴィカクロミス・タエニアータス"ナイジェリアレッド"(欧州ブリード・ペア)
アフリカの河川産の小型シクリッドです。
本種には地域変異が多く、様々な体色のバリエーションがありますが、
こちらのナイジェリアレッドは特に美しいので人気が高いです。
雄の顔から腹部にかけて赤くなる色が最大の特徴で、ヒレにも美しい黄色と黒の模様が入ります。
まだ若いサイズで、今後体型が充実してきたら色もより良くなってくると思います。
しばらくは水草の陰からあまり出てこないと思うので、堂々と出てくるようになったら改めて紹介したいと思います。
レッドビーシュリンプ
タイガーバンドから白い部分が多い個体まで色々います。
エキノドルス・スモールベア(1束)
ホレマニーレッドとバーシーの交雑種から作出された品種です。
葉が長く伸びて大型になるそれらのエキノドルスに比べて、
葉があまり長く伸びず小型で幅の広い葉になるエキノドルスで、
60cmやキューブ水槽などでも扱いやすい種類だと思います。
現在大きく伸びている緑の葉は水上葉で、水中になじむにつれて葉柄が無くなり、
赤みが強いテープ型の葉に変化します。
写真右下のように、新芽は少し赤みが出ています。
ミクロソリウム・プテロプス
ポットもののミクロソリウムです。
ナローリーフほどではないですが、少し葉が細長く見える株です。
アヌビアス・ナナ
アクアフルール便のしっかりしたポットです。
スクリューバリスネリア
強くスクリュー型にねじれたテープ型の葉の水草です。
ベタ スーパーデルタ
ブルー&レッド、ブルーの定番の体色の個体が入っています。
ベトナムバタフライプレコ?
先日入荷したベトナムバタフライプレコ5匹のうち、2匹がスポットの細かいタイプでした。
混じってくることがある近縁種だそうで、タイニースポットヒルストリームローチなどの名前で入ってくることもあります。
プレコのスターダストクラウンのような綺麗なスポットです。